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Styling Tips

and random beauty gossip.

第72回 1級着付け技能士の研修会のこと

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平成29年12月13日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 先日、福岡で行われました、1級着付け技能士の研修会に行って来ました。今回は、加賀友禅の方による研修でした。天皇家の着物も作ってある毎田(まいだ)様という方でしたが、ご注文に応じ、図柄のデザインを、着られる方のサイズに合わせて書かれるそうです。私も最後には200万円というお着物を羽織らせて頂きましたが、汚しはしないかとハラハラ致しました。「美しいキモノ」の本で女優さんがまとわれていた物と同じ物でした。図案作成に始まり、白生地に「青花」で図案を写し取り、糊置きで色がにじまない様にし、彩色、いくつかの行程後、地の色を染めていきます。昔は、浅野川で「友禅流し」などありましたが、今は工場内に良く似た事が出来る作業場が、設けられているそうです。伝統工芸を守るために、その道具、例えば、ハケなどを作成する職人さん達を育てていく事も、大切な仕事となるそうです。歴史ある工芸を、延々とつないでいくご苦労と、現在のニーズの狭間で大変なご苦労がある様です。しかし、何かを極められた方々の人間性に触れ、その人なりの、やさしさ、重厚さ、品格には、頭が下がり、また感銘を受けました。

縮毛矯正・デジタルパーマなどをかけ続けて、髪が傷んで来たと、気になる方はありませんか?それは、熱によるダメージです。かける度に、毛を健康な状態に戻してからかけると、より美しい状態が保てます。髪の成分を充分に補給する事が大切です。