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第78回 ”十三参り”について

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平成30年3月7日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 最近は小学校で2分の1成人式の行事等が催されていたりしますが、実は人生の節目として行われたらいいなと思う行事があります。京都では一般的ではあるのですが、九州ではまだまだ根付いていない“十三参り”があります。簡単に言えば、子供から大人になる儀式とも言えます。数え年の13歳は、男子は「半元服(本元服15歳)」。女子は「髪上げの儀式(垂れ髪を結い上げる儀式)」又は「着物の本裁(ほんだち・おとなの着物の裁ち方)の儀式」でもあります。これは、弘法大師空海由来、真言宗のお寺に13歳で参り、漢字1文字を奉納し、後ろを振り向かず門を出ると、将来、その願いが叶うとされています。これは弘法大師が「嘘空蔵求聞持法」を修して、飛躍的に記憶力が増した事に、あやかった形の様です。私のサロンの近くにもそのお寺がありますが、本裁の着物を着、髪もきちんとして、参ってみてはいかがでしょう。時期は、旧暦3月13日(新暦4月13日)ではありますが、一般的には小学校を卒業されるお子様で、春休み中、中学入学前にされたらいかがかと思います。当サロンでは男子・女子用のお着物を準備しています。記念にされてみてはいかがでしょう。撮影も可です。十三参りは厄年にも当たるそうですので、良い門出となり、日本人としての儀式に触れる大切な節目となるでしょう。

 十三参り  ¥15,000(税抜)

   着物レンタル・撮影・ヘアメイク・着付け込み

   男子(羽織・袴)、女子(振袖)共、お支度できます