第158回 ヘアカラーのご提案②
令和3年4月14日 ちかちゃん新報掲載記事
前回はヘアカラーのブリーチについてお伝えしました。今回もヘアカラーについて申し上げたいと思います。ご自分でヘアカラーなさった事のある方で、“あれっ”と思われた事があるかと思いますが、カラー剤の箱などに、こんな色になりますよと、表示がありますが、実際染めてみると暗かったり、明るかったり、赤っぽかったり、黄色かったりとしてしまいます。これは、ご本人の元々の髪の色によります。黒味の強い髪だとなかなか発色せず黒いまま、白髪が明るいと短時間で発色して思ったより明るくなります。又、白髪の方で、白髪染めなのにあまり白髪に色が入らなかった場合は髪が撥水毛のため、染料をはじいてしまい染まらない場合があります。髪の色素には黒・赤・黄とピンクがあります。赤味の多い髪だと赤っぽく染まり、黄味の多い髪だと思ったより黄色っぽく染まったりします。そのために、カラー剤の箱の色見本の様に染めたい場合は、色を選ぶ際に、赤味の強い髪はグリーン系の色を選んだり、黄味の強い髪は紫系の選んだりするといいです。これは補色を活用した方法です。補色により、元々の色味を弱くしてくれる効果があります。私達美容師が髪を見ると、その赤味か黄味かピンク味かを判断出来ますが、ご自分ではなかなか分かりづらいかと思いますが、割と真っ黒の髪は赤が強く、明るい髪は黄が強い様です。
それから、髪を染めると髪はアルカリ化したり、髪のたんぱく質が減っていったりしますので、しっかりとヘアケアで、それらの補充をする必要があります。髪は長いお友達なので、大切にやさしくしてあげて下さい。日頃のヘアカラー施術やお手入れが、年を重ねた時に、あの頃あ~しておけば良かったんだけど、と、後悔しない様にしたいものです。髪や頭皮が元気できれいでいる事が、幸せにつながるといいですね。もちろん食生活も大切です。 カット&カラー ¥11,000~ カット&ミネラルカラー ¥12,000~
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