パリオリンピックが閉幕しました。応援で寝不足になられた方も多かった事でしょう。パリ観光を兼ねた様な会場設定でしたね。フランスは文化に対して寛容で、アーティスティックだなとパリコレクションでヘア担当していた時に思っていましたが、今回のオリンピックもまさにそうだったと思いました。ファッションショーをサッカー場・馬術場・ルーブル美術館・大使館等をいさぎよく提供してくれ、それがフランス人の誇りの様に感じてるのかなとさえ思えました。お陰様で、美容道具を入れるスーツケースに馬の糞が付いたり、仮設会場ではトイレは男女兼用だったり、トイレに行くのにパスポートが必要だったりと不思議な体験もありました。オリンピック選手の声にもあった様ですが、食事がなかなか口に合わず、最初のうちは日本で食べるフランス料理は美味しいのに、パリで食べるフランス料理は何故？なんて思いましたが、行く度に慣れ、美味しいお店にありつける様になりました。宿泊しているホテル近くに、オニオンスープの美味しい店があり、フランスに行く度に必ず行ってました。フランス人はベジタリアンが多いと、聞いた事もあります。そういうのがあり、選手村での食事がヘルシーだったのかも知れませんね。地下鉄や路上で音楽ライブをしてる人達には、気前よくチップをあげている人は多かった様でした。ブランド品などは、まず親から子へ譲り受け、その子供さんがそれなりに成長し、ブランド品を持つにふさわしい人になった時に、自分で買うようになる。などと聞いた事があります。フランスでフリーの美容師さんに聞いたのですが、税金はかなり高いけど、楽しいと言ってらっしゃいました。安いから、巻きたばこにしているとおっしゃってましたが、その仕草がカッコ良く、おしゃれでした。そういう所にパリでは、自分なりの自由さを楽しめるんでしょうね。

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