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Styling Tips

and random beauty gossip.

第55回 海外で学んだ出来事

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平成29年4月16日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 今やグローバルな時代となり、世界で行き来しながら活躍なさってる方も多くなってきました。その中で、外人との違いなどをマナーなどで感じる事が多々あります。私も美容師という立場で感じた事をお伝えします。まず、日本人の毛量は10万本、白人の毛量は14万と、白人は毛は細いのですが、量には、かなりの差があります。キューティクル(毛表皮)の枚数というべきでしょうか、日本人よりかなり多いです。そのため表面的なダメージはあまり感じません。しかし、日本人に比べ、ヘアカラーの頻度は多く髪の内部はかなり傷んでいると思われます。イギリスでサッスーンのカットの研修に行き、そのサロン見学もしたのですが、4時間ほど滞在中、ずっとお客様にヘアカラーをしているカラーリストがいました。そのカラー剤は、日本人のカラーの4倍程のパワーのあるカラー剤使用でした。毛表皮が厚く肌も強いので、耐えられる技術です。又、色に対する意識も日本人より高く、あの色になりたいなどの願望も強い様です。日本人は白毛が気になるとか言いますが、外人は、あの色になりたい等、色に対するコンプレックスもあるようです。昔は、赤い髪は悪魔の色などと言って、結婚相手の彼女の髪色を金髪に変えて両親に紹介した、というエピソードがある位です。髪の表面は、毛表皮の厚みで守られているのですが、髪の中(毛皮質)部分はヘアカラーなどのダメージが強いです。パリでフレンチカットの勉強をした時、フランス人の若い女性にモデルになってもらい、カットとヘアカラーを施術。まだ濡れている髪をブローブラシでスタイリングしたのですが、髪がブラシにまとわりつき、ブロー出来ない状態でした。しかし、乾くにつれさらさらのしなやかヘアに変化し、ブラシ通りもよくなられます。肌はやさしく接しないとわずかなひっぱりでも痛さを感じられるのですが、薬剤などには強く不思議でした。所変われば、頭皮・髪も変わってるという話でした。

 

段々これから暑くなってきますね。ヘアスタイルの手入れはより楽にしたいものです。

 例えば、・ほんのりパーマで動きを出す

       ・スタイルに邪魔な部分のくせは、なじませる様にくせ修正  カット ¥4,500+¥3,000~(税抜)