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Styling Tips

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第94回 シリコンはいけないのか?

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平成30年10月13日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 ちょっと前、ノンシリコンという言葉を、耳にされる事が多かったかと思います。最近はあまり聞かなくなってはきましたが、果して、シリコンはいけないのか?皆さんはっきりした答えもなく過ごして来られた事と思います。まず、シリコンという言葉が適切ではなかったかと思います。シリコンとは、日本語では珪素原子の事です。正しくは、シリコーン。シリコン(珪素)に、炭酸・水素・酸素をプラスしたものが一般に出回っているシリコーンです。物によっては、合成樹脂であったり、油のようであったりします。これをヘアケア剤として使用するためには、より分子量を小さくして、水と混ざり合ったような状態を作ります。シリコーンには、耐熱性・絶縁性・紫外線防止等の効果がありますので、ダメージのある髪質には、髪を守る事が可能です。髪には、ノンシリコンではなくてはという時期もありましたが、これはシリコーンの粒子が大きい場合に髪や頭皮に付着して、取れなくなるのではという懸念があったのではと思われます。しかし、これがヘアケア剤として、現在使用されている商品は、シリコーンの粒子が小さいので、シャンプーすれば水に混ざって、流れてしまいますので、その心配はない様です。髪質によっては、ノンシリコーンが良いなと感じたり、シリコンの方が髪がきれいになったみたいと感じたりするかと思います。ご自分の髪とよく相談しながら、どちらにするかを決められると良いでしょうね。