第12回 髪は何故弱酸性なの?
平成27年8月16日 ちかちゃん新報掲載記事
前回、“健康な状態の弱酸性の髪”と書きました。
では、何故髪は弱酸性なのでしょうか?
実は髪を構成しているタンパク質、ケラチンのPH(PH0~7酸性、PH7が中性、中性を超えPH14までがアルカリ性)が弱酸性(PH4.5~6.5)なのです。
髪の成分ケラチンを構成しているアミノ酸には、酸性のシスティン・トリプトファン、チロジンと、アルカリ性のアスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニンなどがあります。それらのPHをならすと弱酸性になるという事です。成分が髪から流出したりすると、そのバランスが壊れてアルカリ性になったりします。
食生活からこのバランスをよくしようと思えば、それらを多く含む牛肉、大豆、凍りトーフ、海苔、さんま、卵など、摂取すればいいということにもなります。
髪は弱酸性の時、引き締まった丈夫な状態で、アルカリ性に傾くと硬化し、もろい状態になっていきます。
髪が自分の健康のバロメーターとも言えそうです。ご自愛下さいませ。
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