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Styling Tips

and random beauty gossip.

ちかちゃん新報 第215回掲載記事

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令和5年7月7日 ちかちゃん新報掲載記事

 鏡を見てて、髪の分け目をどこからしたらいいのかなと思った事はありませんか?何となくいつも通りになってますよね。ところが、分け目で顔の雰囲気や、髪のおさまりが随分と違います。顔は左右対称の様に見えますが、よく見ると、目の形・目尻の高さ・眉の形・唇の形・口角の高さなど、左右違っています。そのため、分け目の場所によって、顔の印象も変わって見えます。華やかさを感じる“陽”と、柔らかさ・優しさを感じる“陰”に左右がなりますので、今、好きな方で選ぶのがいいですね。それと頭にはつむじがあり、右巻き・左巻き、たまには2つある方もありますね。その流れに、無理のない場所で分けると、髪の落ち着きが良くなります。額部分にも、微妙な個人差のある渦があり、真っ直ぐ額に降りらず、髪が分かれてしまったり、浮いてしまう方もあります。よく、右は上手く髪がおさまるけど、左は反対方向にいっておさまってくれないなどと言うお声を聞きますが、これは毛流のために、右・左で動きが逆になってしまうせいです。お手入れはその毛の動きをよく知った上で、髪の根元の動きを調整しておさまり良くして下さい。毛流に逆らえばボリュームが出、逆らわないと髪はなじんでくれます。それらにより、分け目の位置を決めるのも1つの方法です。しかし、同じ所ばかりで長く分けていると、分け目ラインが広がって来たりして、その部分の髪の薄さを感じたりしますので、時折変えるのもいいですね。又、自分のイメージを変化させるのにも最適です。たかが髪の分け目ですが、自己表現、イメージ作りのために、鏡でご自分をよく観察してみてはいかがでしょう。

この湿度の高い、頭皮にも汗をかきやすい時期にくせで髪がまとまらない方へのお勧め

縮毛矯正(まっすぐをお望みの方) ¥17,600~

トリートメントなのにくせ修正(ある程度のボリュームとくせを残しながら手入れを楽にします) ¥13,200~

トリートメントなのにパーマ(髪ダメージのひどい方や、くせはあるけども少しボリューム・ウェーブを出した

い方に最適) ¥15,400~   全てカット&ブロー込み

ちかちゃん新報 第214回掲載記事

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令和5年6月23日 ちかちゃん新報掲載記事

 前回は、フランスのカット研修の事を書きましたが、今回は、イギリス、ロンドンにてビダルサスーンの研修の折の事をお伝えします。世界の美容師さんが集い、各国からのチームのステージがあり、それぞれのヘアショーを繰り広げる大会がありました。もちろんそのショーには、ビダルサスーンチームも出演していました。その時のテーマはモノトーンで頭の右、黒・左、白・頭の上、白・下、黒等でした。次の日にビダルサスーン美容室に訪問しました。ビダルサスーンは、イギリス出身の、現代シザーカットの元祖とも言え、彼のカット理論、美容師が必ず習得すべきものともなっています。現在は、教育・商品など多方面、美容業界に存在があります。その美容室に、予約のお客様が来店されると、担当の美容師が自分の道具を全て持ち込み、お客様の鏡前のカウンターに並べ、スタートとなります。途中で、手が空いた頃に、どこからかかごを提げたお姉さんがやって来て、お客様にネイルのオーダーを取り、OKが出ると、施術を始めます。別のお客様は、今、日本で人気のウィービングを丹念にパネリングしてました。美容室滞在時間4時間程ですが、その間中、美容師さんは施術してました。日本人とは髪質が異なるので、この様な施術が可能なんだとあきれてしまいました。その後、美容室の地下に見学に行くと、そこには、日本・他国から来た研修生が、熱心に技術習得に励んでいました。場所を変え、サッスーンのアカデミーで、カット技術の展示を拝見しました。次の年には、逆に私達のグループの全国セミナーに、特別出演ヘアショーをして下さり、あのモノトーンヘアを日本のモデルさんにしてくれました。場所は東京お台場の一番大きなホールで、私も別部門のヘアショーに出演いたしました。前回も申し上げましたが、日本人と髪質が違うのにイギリスの商品を使用して施術されたので、モデルさんの髪はハイダメージとなり、頭皮はやけど状態になられたと後日聞きました。

カット ¥4,950  カット&カラー ¥11,000~ カット&パーマ ¥11,000~

 

ちかちゃん新報 第213回掲載記事

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令和5年6月9日 ちかちゃん新報掲載記事

 コロナ濃厚接触のくくりも取れ、行動の自由さも多少感じられる様になりましたね。外国にでも行きたいなあと計画される方もいらっしゃると思います。自分の目で日本ではない、世界を見るのは人生の良い経験になりますね。私もある時期、現地に学ぶという思いが強かった時があり、サッスーンカットはロンドンに、フレンチカットはパリに行きました。今回はフレンチカット研修の折の状況をお伝えしたいと思います。美容師で脚本家であり、テレビにも多く出演してらっしゃったリノ氏にフランスのカットを学びました。わび・さびを重んじる日本人にとって、叙情的なフランスは日本人にはすごく受け入れ易く、肌に合うのではと思いました。リノ氏のサロンでパリジェンヌのカットとカラーをさせていただきました。その際、日本から20名程参加していましたので、真っ先に手を上げて私の希望のモデルさんをゲットしました。実に若く、顔立ちの良い、金髪の女性でした。根元の毛が染めて10日位の状態で、ご自身の色はピンクアッシュでした。セミロングで、ハイレイヤーの動きのあるヘアスタイルにし、ところどころにウィービングを施しました。リノ氏からは、英語でワンダフルと言っていただき、感激でした。この研修には、商業通訳の方がいて、美容師の専門用語を交えながら、通訳してくれるので、分かり易く、ありがたかったです。フランスの方達は、ほぼハイブリーチをして、毛髪の内部のケラチンタンパクがかなり破壊されているので、濡れた状態だとブラシに髪がまとわりついて、扱いにくいのですが、段々と乾いてくるとさらさらの指通りの良い髪へと変化していきます。これは、髪の表面のキューティクル(毛表面)の枚数が日本人と比べかなり多いためです。ヘアスタイルが完成すると、サロンの外で撮影をするのですが、これが実は、法的に違反で警察に見つかると逮捕されてしまいますので、こっそりと手早くしないといけませんでした。モデルさんとお互い片言の英語でおしゃべりして楽しいひとときでした。

カット ¥4,950  カット&カラー ¥11,000~ カット&パーマ ¥11,000~