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Styling Tips

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第21回 有松絞り

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平成27年12月20日 ちかちゃん新報掲載記事

 

先日、1級着付技能士の資格を持っている方々の研修で、岡山に行って参りました。今回は、有松絞りの八代目様のお話しを聞くことが出来ました。 有松絞りは一般的には着物のしぼりの帯あげでご存じかと思います。

遡ると鎌倉時代から、絞りの技法は行われる様になったようですが、江戸時代に入り、徳川家康が東海道を作った後、そこに移り住んだ1代目さんが、東海道を通る人達のお土産品として、三河木綿の手拭いに豆絞りをほどこした物が始まりだそうです。その後、さまざまな技法が開発され、有松絞りが全国に知れ渡りました。八代目さんに至っては、パリなどで展示会などをし、世界に広がる事となりました。

パリの方々が絞りを見て、“懐かしい”と言われたそうです。

モネ等のアールヌーボーの時代に、ジャパニズムがはやり、それらを鑑賞して育ったヨーロッパ人の資質の中にしっかり根付いたようです。着物文化の低速の中で、どう、伝統を保持していくかには、大変さもあるらしく、絞りを3D化(絞りをほどいて広げない)、形状記憶化する事で、洋服文化になじませ、進化させてらっしゃるようです。私たちも時には、和服を着る事で、日本人としての文化や歴史を思い起こし、世界に影響を及ぼしている誇りと、日本人らしさを表現したいものですね。

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