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Styling Tips

and random beauty gossip.

第89回 パリコレクションについて

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平成30年8月8日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 今回は私達グループをパリコレクションに送り込んでくれている、前回も少しふれましたプロデューサーについて、伝えたいと思います。彼は、俳優石立鉄男氏の弟、本人も役者をしていました。古い話しではありますが、黒澤明が監督を降りた映画”トラ・トラ・トラ!”の際、出演予定でしたが、それを機に引退し、ファッション業界に入ったそうです。数多くのブランドのファッションショーを担当していたようです。そのおかげがあり、私も、パリ・ミラノ・大阪コレクション等に、ヘア・メイクを担当する事となりました。あるブランドのファッションショーで、オードリーヘップバーンが出演した時があり、彼女は自分の出演の随分前に、舞台のそででスタンバイしていて、彼はショーの事で忙しく、彼女にぶつかってしまったらしいのですが、彼女の方から”ソーリー・ソーリー”と何度も謝られ、恐縮もし、彼女の素敵さに感銘したそうです。彼からは、色んな事を教えられました。パリ・ミラノにいる際には、その場所で生活が出来るという事が大事だとか、”ここに1万円のお金ががあり、一週間で生活しろと言われたらどうする?”と問われて、一万円を7で割って、3で割って、1食いくらで生活すると私は考えるのですが、彼は、”それを一度に全部使い切るという選択肢もあるよ。それで素敵なディナーを過ごし、そこから、たくさんの事を学べ、例えば、そのディナーのマナーを知る事ができる、又は役者になりたかったら、そのシーンの役をこなす事も出来るようになるぞ”と。これからの日本人、日本人らしさを大切にしつつ、柔軟な思考で世界に通用する人となることが必須ですね。

第88回 初めてパリに行った時の事

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平成30年7月24日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 暑くてたまらなくなってます。いかがお過ごしでしょうか?夏バテには、まずは睡眠と食事をきちんと摂る事ですね。”食”で思い出すのは、フランスのカットを学ぶために、初めてパリに行った時の事です。どこで食事をしていいのやら、さっぱり分かりません。この時は全国から20名程参りましたので、夕食が組んである事もあり、全員で食事したりもしました。エッフェル塔内のレストランでは、ちゃんとしたディナーでしたが、味がなく、誰かが日本のしょう油を持参しており、皆で回しながらかけて、”美味しいね”と言って頂きました。セーヌ川クルーズの際は、事前にレストランで食事を済ませてからだったのですが、そこでは、一品ずつ運ばれるのを完食しないと、次の料理が出ず、バケツの様な深いブリキの容器に、蒸されたムール貝がたくさん、”これを食べきらないと次のメインディッシュは来ないね”と言いながら、懸命に食べました。周りを見渡すと、フランス人の方々が、ムール貝の殻で貝汁をすくいながら美味しそうに食されてました。いよいよ、食べきった、さあ、メインディッシュと思いきや、このムール貝がメインディッシュで、後は無し、食事は終わりでした。パリコレクションの際は、私達のスタイリストのプロデュースをして下さってる方と、一緒でしたので、美味しい食事にありつく事が多くなりました。オニオンスープは最高で日本に帰ってからも、その味をと調理に励みました。宿泊しているホテルの側にオルセー美術館があり、そこで、オレンジジュースをオーダーしたのですが、発音のアクセントが間違っていて通じず、仕方なくコーラにしました。フランスは、ほぼ日曜日は店舗は定休日で、唯一ルーブル美術館にあるレストランのみ営業だったのですが、ここは口に合いませんでした。地下鉄で30分程出かけて、プロデューサーお勧めレストランの生ガキは、絶品で、”こんなにたくさん食べたのはお前だけだ”と言われてしまいました。このカキは、日本から持ち込まれ、ドーバー海峡で養殖された物らしいです。イギリス・ロンドンに撮影の際立ち寄った時は、スーパーで日本の冷凍寿司を買って食べたのですが、ご飯がポロポロで、イギリス人は、この寿司を日本の美味しい物として食してるのかと思うと、唖然としてしまいました。ミラノコレクションのため、イタリア・ミラノに行った際は、ワインもパンも、生ハムも最高でした。イタリア料理は、魚を使ったしょう油みたいな物を調味料として使うので、日本人の口に合いやすい様です。ホテルの近くに中華料理のレストランがあったので行きましたが、餃子をフォークとナイフで食べているイタリア人には、おかしさで吹き出しそうになりました。パリのホテルのすぐ側にイギリス式バーがあり、皆で食後過ごしたりするのですが、ビールを頼むためにカウンターに行き、料金と引き換えに頂く。その上部2割が泡。なめらかでアイスクリームみたい。下の8割は黒ビール、そのキルキニを周りのフランス人は、2時間位おしゃべりをしながら飲んでいる。ビールは完璧ぬるくなっているはず。美味しいのかと頭をかしげたくなるのだが、おしゃべりが美味しいみたいです。その時に、プロデューサーに頼んでもらったカルアミルクは、今は私の思い出のカクテルとなりました。以上、私の食事のこぼれ話です。

第87回 様々なトリートメント

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平成30年7月10日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 最近、カチオン活性剤の入っていないトリートメントのテレビコマーシャルがあってますね。どんな物何だろう?と思われませんでしたか。実はシャンプーには、マイナスイオンを持つ、アニオン活性剤が。トリートメントには、プラスイオンを持っているカチオン活性剤が入っています。髪は濡れるとマイナスイオンを帯びますので、シャンプーは、マイナスとマイナスで汚れが落ち、トリートメントは、マイナスとプラスで、髪にくっついてくれ、髪になめらかさや、指通りを良くし、ツヤも出ます。しかし、頭皮に残っていたりすると、炎症を起こしたりしますので、髪にだけつけて下さいという注意書きがされていたりします。しかし、最近は、頭皮と髪を両方トリートメント出来る、トリートメント剤も出てきました。シャンプーだけでは取れずらかった、毛穴の不純物(過酸化皮質等)を除去し、頭皮の正常化をし、育毛効果も期待できる成分等も多く入っていたりします。そういう頭皮に付いて良いトリートメントには、活性剤は入っていません。髪の感触は、しっとりというよりさっぱりとなりますので、しっとり感を髪に求められる方には、若干物足りなさを感じられるかもしれません。シャンプーし、タオルドライした後に、つけっぱなしのトリートメントやオイルを付けると良いですね。これらにも、もちろんカチオン活性剤は、入っていません。あくまで、カチオン活性剤は、髪に吸着し、きれいな髪に見せるのには、最適です。近頃は、カチオン活性剤の様な働きをするアミノ酸を配合したトリートメント剤も出て来ていると思います。内容成分を吟味し、ご自分のライフスタイルにも合った、ご自身に適したシャンプー・トリートメント・ヘアケア剤を選びたいものです。よくよく、ご自分の希望や状態を、美容師に、伝えて選ぶのもいい方法かも知れませんね。

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